情緒的ネグレクトをしてしまう親の特徴5つ

困る人

こちらに来てくださってありがとうございます。

今日は『情緒的ネグレクト』をする親ってどんな特徴がある?というお話です。

受けてしまった人はもちろん、もしかしたら「私が情緒的ネグレクトしてるかもしれない」と不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。

気づいた時点であなたは大丈夫。よかったら参考にしてみてくださいね。

 

おさらい「情緒的ネグレクト」とは?

 

情緒的ネグレクト(感情的ネグレクト)
親が子どもの心のケアを怠ること
暴力や暴言のように目に見える虐待とは違い、表面からは分かりにくいけれど、確実に子どもの心に影響を与えるもの

 

今回は、この「情緒的ネグレクト」をしてしまいがちな親の特徴について、いくつかご紹介したいと思います。

 

情緒的ネグレクトしてしまう親の特徴5つ

1. 子どもの感情に無関心、または否定する

たとえば子どもが泣いていても、何も声をかけない、または「泣かないの!」「そんなことで怒るのはダメ」とすぐに否定してしまう。
子どもの「気持ち」に耳を傾けようとせず、感情表現を抑えつけてしまう親は少なくありません。

 

2. スキンシップや共感がほとんどない

抱きしめてあげる、目を見て話す、笑顔で返す――
そんな当たり前のやりとりが、極端に少ない家庭もあります。
「ちゃんと育ててるけど、心の距離は近くない」……そんなケースです。

 

3. 子どもを“理想”に当てはめようとする

「こうあるべき」など、子どもの内面よりも“型”を重視する親。
すると、子どもは「本当の自分を出してはいけない」と感じ、自己否定感を抱いてしまいます。

 

4. 忙しさやストレスで心の余裕がない

これは現代の親にとても多い特徴かもしれません。
仕事、家事、育児…疲れ切っていて、子どもの感情に寄り添う余裕なんてない。
その結果、無意識に「心の放置」が起きてしまいます。

 

5. 親自身が感情表現が苦手

親自身も、育ってきた中で感情を否定された経験があることも。
「甘え方がわからない」「共感されたことがない」――そんな背景から、子どもの感情にも戸惑い、どう向き合えばいいかわからないまま、スルーしてしまうのです。

 

私の両親はどうだったかというと…

さて、情緒的ネグレクトをする親がどんな傾向があるかわかったところで答え合わせといってはなんですが、参考までに実際に私の両親がどういう人物だったかということを書き留めておこうと思います。

 

父はいつも仕事や飲み会で家にいないことが多かったです。

日曜日休みで家にいるときは、たまに外食に連れて行ってくれたりしました。

外ではいい人で通っていましたが、だんだん見ていて気づいたのが、自分がとにかく一番な人でした。

自分はこんなに大変なんだ、頑張っているんだ、という話を永遠としていたように思えます。

私が小さい頃は大体言うことも聞くので可愛がってくれてました。

が、大きくなって私が自分の意見を言うようになるとだいたい機嫌が悪くなってしまい…

ここ数年言われたのは、「お前はいつもそうやってひどいことを言う」ちょっとこちらが怒ると「頭おかしいんじゃない?」

父を「正しい」と言ってくれる人しか周りにいなかったように思います。

自分が否定されることに非常に敏感になっている人でした。

 

母の方は家事をしたりご飯を作ったりなど衣食住は整えてくれていたと思います。

が、自分の意見というものを持たず、家族の言いなりになっている感がありました。

怒らせないように怒らせないように何でもしてあげていました。(特に父や弟に)

何でも食べさせていた結果太った弟が小学校高学年の頃、母が靴下を履かせてあげていたのを見て注意した記憶があります。

母がするちょっとおかしなことを私は注意していたのですが、ある日出かける間際に父に「お母さんをいじめるなよ」と一言言われて、出かける道中ずっと困惑した記憶があります。

母は私に言い返したりすることができず、知らない間に父に愚痴っていたようです。

 

両親それぞれの家庭で、暴力や今で言うモラハラなどあったようなので、両親とも機能不全家庭育ちなんだと思います。

だからこういう性格になってしまったのは仕方がないな、とは思うのですが、だからといって私の情緒的成長を無視される理由にはならないと思うんですよね…。

 

まとめ

親にも人生があって完璧じゃなくて当たり前。

でも「気づくこと」が大切なんだと思います。

うちの両親は、私がどんなに助言しても聞き入れてくれませんでした。

 

もしかしたら自分がしてしまってるかもしれないと思っているあなた。

気づいただけで一歩前進です。

まずは子どもの心に「寄り添おう」と気づく姿勢が大切です。

お子さんとの距離が少しずつ近づく準備が始まったと思ってくださいね。

 

いかがでしたか?

なにか気づいたことがあったら、短くても、小さなことでもなんでもいいのでコメント欄に書いていただけるとうれしいです。

今日もここまで読んでいただきありがとうございました。

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